mini USB、micro USB、HDMIにLightning。世の中にはさまざまな形状のコネクタが乱立しています。
そんな世の中の救世主となるはずの「USB Type-C」。「コネクタを統一する」という点では良かったのですが、思わぬ落とし穴にハマることに…、というお話です。
Rakuten miniに付属する「USB Type-C / 3.5mmイヤホン変換アダプター」
私は以前、Android端末であるRakuten miniを購入しました。
Rakuten miniはイヤホンジャック非搭載ですが、その代わり「USB Type-C / 3.5mmイヤホン変換アダプター」が同梱されています。
このアダプタを使って、従来型のイヤホンをRakuten miniのUSB Type-Cポートへ接続します。
iPad Air (第4世代)はイヤホンジャック非搭載。しかし…
iPad Air (第4世代)は、Rakuten miniと同様にイヤホンジャック非搭載です。
一方で、Rakuten miniと同様にUSB Type-C端子を搭載しています。
ということは、Rakuten miniの「USB Type-C / 3.5mmイヤホン変換アダプター」が使えるかと思ったのですが、結論としては使えませんでした。
この原因はDACの有無、にあります。
Rakuten mini付属の「USB Type-C / 3.5mmイヤホン変換アダプター」はDACを内蔵していません。
しかし、iPad Air (第4世代)はDACを内蔵したアダプタでないと使用できません。
この辺りはPhile webさんの記事で詳しく紹介されていますので参考までに。
iPad Air (第4世代)のイヤホンアダプタはコレを買うべし!
Amazonを検索すると、さまざまな「USB Type-C / 3.5mmイヤホン変換アダプター」が出てくるんですが、結局Apple純正が安心ですし、他のメーカーもさほど値段に大差ありません。
せっかく一つしかないUSB Type-C端子をイヤホンジャックで埋めたくない!という方は「USBドッキングステーション」というアイテムもあります。
ただ、一般的に「iPad向け」とされている製品は、iPad以外では接続の際本体と干渉する恐れがあります。
私は他の機器との兼ね合いを考えて、USB-Cハブは「イヤホンジャックなし」のものをチョイスしました。
過去記事:iPad Air (第4世代)に最適。エレコム USB-Cドッキングステーション 5 in 1 レビュー
その代わりに「ワイヤレスイヤホン」を購入するという力技で、イヤホン問題は解決しました。
過去記事:寝かしつけの「寝落ち」対策にワイヤレスイヤホン。Anker Soundcore Life P2レビュー
今回は、「USB Type-Cのワナ」というお話でした。「端末」と「アダプタ」の対応状況には、よく注意しましょう!