私はTwitterを9年近く使用してますが、iPhone版の「公式アプリ」は使用していませんでした。
8年前に「Tweetbot 3」を使い始めて以降、長年Tweetbotのユーザーでした。
そんな私がついにTwitter「公式アプリ」に乗り換えた、と言うお話です。
私がTweetbotに感じていたメリット
長年のマカーな私は、作業をするときにはMacBook、リラックスタイムではiPad、持ち運びはiPhoneと、複数の端末を使い分けています。
Tweetbotの最大のメリットは「複数端末(Mac, iPad, iPhone)での未読位置同期」ができるという点です。
iPadで読んでいた続きを、出先でiPhoneからチェックしたり、といった使い方ができます。
また、「未読位置の同期」を活かして、RSSリーダーの代わりとしてお気に入りのサイトの更新情報を入手するのにも、Tweetbotを使用するようになりました。
ちょうど使用していたRSSリーダーである「Google Reader」のサービス終了とも重なり、私の中でTwitterとTweetbotの重要性はさらに増していきました。
そして次にありがたかったのが「広告非表示」という点。
その代わり「有料アプリ」ではありますが、お金を払う価値は十分。結局Tweetbot 3、Tweetbot 4、Tweetbot 5と課金してきました。
しかし、大きな契機となったのはTweetbot 6のリリース。
それまで一回買い切りアプリだったTweetbotですが、「6」からサブスクリプション方式へ移行したことです。
最初は課金しても全然いいのかな、と思っていたのですが、これも何かの契機。一度Twitter公式アプリを使用してみることにしました。
進化していたTwitter公式アプリ
まず驚いたのが「フリート」機能。私がフォローしている方が、こんなにたくさんフリートから情報発信していることを、アプリをかえて初めて知りました。
フリートを見られるのは公式アプリだけなんですね。
またツイートの検索機能も公式の方が充実。
Tweetbotではちょろっとしかヒットしない検索も、Twitter公式はかなり沢山の検索結果が出てきました。
これはサードパーティアプリが検索結果に対して何かしらの制限を受けている、ということなんでしょうか。
Tweetbot 6では対応しましたが、アンケートも公式ならではの機能でした。
ブックマーク機能もいつの間にか追加されていたんですね。
今まで「いいね」機能をブックマークがわりにしていたんですが、そうすると大量の「いいね」情報がフォロワーさんに流れて、かえって迷惑になっていたんですね。
RSSリーダーの代わりにTwitterを利用している私としては、非常にありがたい機能です。
このように私がTweetbot村で暮らしているうちに、Twitterの世界は公式アプリを中心として随分進化していたようなのです。
意を決してTweetbot 5からTwitter公式アプリへ乗り換え
Tweetbotは非常によくできたアプリだと思いますが、それでもサードパーティアプリである以上、公式アプリに勝てない機能はいつまでも残ってしまいます。
時代の流れには逆らえないということで、この機会にTwitter公式アプリに乗り換えることにしました。
そこで問題になったのが「未読位置同期」と「広告」。広告については、正直諦めることにしました。
未読位置同期については、Twitterアプリの使い方を変えることで対処することにしました。
私はTweetbotを使用する場合、端末ごとに未読位置が同期されるため、未読位置から上方向に向かってTwitterを見ていく習慣になっていました。
しかし、Twitter公式アプリには未読位置同期機能はありません。
そこで、タイムラインを最新のツイートが上に表示されるように変更、その上で一番新しいツイートまで移動し、そこから下方向へ読んでいくように習慣を変えました。
自分の習慣を変えることで、「未読位置同期」問題は解決することができました。
文章も下方向に読んでいく自然な形になったため、結果的に読みやすくなりました。
というのが、長年Tweetbotを愛用してきた私が、Twitter公式アプリに移行するまでのお話でした。
便利に使用してきたTweetbotには感謝するばかりですが、一方でサードパーティアプリの限界を感じたのも事実です。
色々なサードパーティアプリが存在した昔が懐かしいですが、やはり時代の流れには抗えないということなんでしょうか。