- iPad Proのような「狭額縁デザイン」
- iPad Proよりも「安価」
- 「最新のiPhone 12シリーズと同じチップセット搭載
そんな特徴を持っているのが「iPad Air (第4世代)」です。
大画面でキビキビ動作するので、私も日々便利に使用しています。
一方でマウスやキーボードなどの「アクセサリを使いたい」と思うシーンが出てくるようになりました。
そんな不満を解決するアクセサリーが「USB-Cドッキングステーション」でした。
今回は「エレコム USB-Cドッキングステーション 5 in 1」をレビューします。
USB Type-Cポートをフル活用「ドッキングステーション」
iPad Airは文書作成や、簡単な画像・動画編集といった、クリエイティブ用途にも十分使える性能があります。
そうすると使いたくなってくるのが、キーボードやマウス。
ところが、Bluetooth接続のマウスやキーボードは、一度スリープに入ってからの復帰がどうもワンテンポ遅れる印象がありました。
クリエイティブ要素ですから、テンポの遅れは作業効率低下につながります。
そこで、有線のマウスやキーボードを使用することを考えています。
ところが、iPadの場合USB Type-Cポートは一つです。
貴重なUSB Type-C端子に一つアクセサリを接続すると、その他のアクセサリーが接続できないんです。
そこで便利なのが「ドッキングステーション」。
複数のアクセサリを有線接続できるので、マウスとキーボードを両方有線接続することが可能です。
また「ドッキングステーション」ならば、HDMIで大画面に接続しながら、SDカードの画像を読み込みつつ、なんて作業をすることも可能になります。
iPad Airをクリエイティブ用途に使うなら、ぜひ持っておきたいのが「ドッキングステーション」と言うことになります。
Anker「iPad用USB-Cドッキングステーション」も考えたが…
USBポートも増やしたいし、イヤホンジャックも欲しい。
そんなワガママな要望に応えてくれる製品が「Anker PowerExpand Direct 6-in-1 USB-C PD メディア ハブ」です。
Anker以外にも、こういった「USB-Cドッキングステーション」は販売されています。
しかし、多機能を追求しすぎるあまり、若干無茶な設計をしている製品もあるそう。
Ankerの製品には、これまでモバイルバッテリー、USB充電器、ロボット掃除機で助けられてきました。
信頼感のあるAnkerのハブ、と言うことで最後まで購入の有力候補でした。
ところが、最終的にAnkerの「Direct 6-in-1」を見送った理由は「iPad以外の製品で使いにくい」から。
「Direct 6-in-1」はiPadの底面にピッタリつく形状になっています。
iPad以外の、例えばUSB Type-Cポートを搭載したPCでは、ハブがPC本体と干渉してしまう恐れが考えられました。
将来的には色々な機器でハブを使いたいので、Ankerのコチラの「Direct 6-in-1」は見送ることにしました。
イヤホンジャックなしは不便だが…
iPad Air (第4世代)で私がネックに思っている大きな点が「イヤホンジャックがない」ということです。
USB Type-Cとイヤホンジャックの変換アダプターを買えば済むはなしなのですが、「DAC内蔵型」でないとiPad Airでは認識しないという問題があります。
これは、以前一度記事にしましたが、Androidスマホの一部では、「アナログ型」の変換アダプターしか付属していないことがあります。
私の持っているRakuten miniも「アナログ型」のUSB-Type C-イヤホン変換アダプタが付属していましたが、iPad Airでは使用できませんでした。
それでは「DAC内蔵型」を買えばいいじゃないか、という話なんですが、1つしかない貴重なUSB Type-Cポートを、イヤホンジャックで埋めてしまうのも考えものです。
Ankerのドッキングステーションならばイヤホンジャックもあったのですが、コード型のドッキングステーションでイヤホンジャックが付いているものは少数でした。
今回は「将来性、別の端末でも利用できるよう」と言うところにポイントを置き、イヤホンジャックなしのタイプを選択する事にしました。
エレコム USB-Cドッキングステーション 5 in 1 レビュー
今回はエレコムのドッキングステーションを購入しました。
初心者の頃はエレコムを、以前はAnkerばかり購入していましたが、最近は1周回ってエレコムのアクセサリを愛用するようになりました。
コチラが製品の外観です。アルミ仕上げになっていて、iPadとも雰囲気が合いますし、安っぽさもありません。
片側には、「USB Type-A」「SDカードスロット」「micro SDカードスロット」が搭載されています。
もう片側には「HDMI」「USB Type-A」が搭載されています。
USB Type-Aポートが2つあるので、「マウス」と「キーボード」を使いたい私のニーズにピッタリ。
試した中では、iPad Air (第4世代)に加えて、Surface Goでも良好に動作することを確認しました。
気になった点としては、HDMIを接続すると本体がそこそこ熱くなる点です。
アルミ製なので放冷性能は割とある方でしょうが、真夏の使用は少し気をつけた方がいいかもしれません。
他社では「13 in 1」とか「15 in 1」とか、もっと色々接続できるものも販売されています。
しかし、多機能になればなるほど、多くの電気信号が流れる、つまり発熱の負荷がかかりやすくなります。
あまり無茶な製品に手を出さずに「5 in 1」くらいが熱的にはギリギリ実用範囲かな、と言うのが個人的な印象です。
信頼できるメーカーが、無難に仕上げた一品、と言うことで、多くのiPad Air (第4世代)のユーザーが満足できるドッキングステーションだと思います。