ネット証券としてメジャーどころは「SBI証券」「楽天証券」「マネックス証券」です。
そんなネット証券業界にあって、正直地味な存在だったのが「auカブコム証券」です。しかし、「お得なポイント制度」「アプリの使い勝手向上」(+他社の制度改定)により、auカブコム証券の使い勝手は正直よくなりました。
ネット証券の口座を開設したいが、どこの会社にしたらいいかわからない!この記事がそんな方の参考になれば幸いです。
サービス(手数料・ポイント付与・優遇金利)の比較
「auカブコム証券」「SBI証券」「楽天証券」「マネックス証券」について、現物株式手数料・投資信託のクレカ積立関連のポイント制度を比較しました。
現物株式手数料については、「手数料ゼロ時代」に突入したため、正直各社で差はありません。
auカブコム証券がアツいのは「投信クレカ積立のポイント付与」です。
各社とも投資信託を保有していることでポイントが付与されるのですが、各社とも正直微々たるもの。auカブコム証券の最大の特徴は「月額10万円の投資信託購入に対して1%還元」と言うところです。月額1,000ポイントは非常に大きいいです。
また、auじぶん銀行と連携することで、普通預金金利も0.23%までアップします。この優遇金利は他社と比べても一段高い水準なので、預金金利目当てでもauカブコム証券はオススメできます。
各証券会社の使い心地を実画面で比較
各証券会社のサイト・アプリについては「使いにくい」「使いやすい」色々言われています。みやすさ・わかりやすさ以外に慣れの問題もあるので、結局は使う人の主観になってきます。
私の個人的な感想としては
- SBI証券 → 画面遷移・隠れたメニューが多く、正直わかりやすくはない
- 楽天証券 → サイト自体は見やすいが、アプリでは投資信託購入できない
- マネックス証券 → メニューはちょっとわかりにくいが、購入までの流れはシンプル
- auカブコム証券 → かつてのスマホサイトは正直酷かったが、リニューアル後はかなり見やすくなった。アプリで投資信託購入可能。
と言う感じです。それでは実際の操作画面を見てみましょう。
SBI証券
SBI証券で「eMAXIS Slim オール・カントリー」を購入する手順は、以下の動画にまとめています。
楽天証券
楽天証券で「楽天オール・カントリー」を購入する手順は、以下の動画にまとめています。
楽天証券は「アイコン」や「画面の色づかい」がわかりやすい印象ですね。
マネックス証券
続いて、某YouTubeチャンネルで「使いにくい」と言われたマネックス証券です。個人的には「言うほど使いにくいか?」と言うところですが。
まずはログイン直後の画面から。
「MENU」の横のハンバーガーメニューをタップします。
展開したメニューから「投資信託」をタップします。
「投資信託」メニューから「保有残高・売却」をタップします。
投資信託の保有残高・口座管理画面へ遷移します。ここから画面の下をスクロールします。
保有しているオール・カントリーの項目が出てきますので、「買付」をタップします。
確かに楽天証券と比べればチョットくせがありますが、SBI証券とトントン、少なくとも「わかりにくい」と言うことはない印象です。
auカブコム証券
auカブコム証券で「eMAXIS Slim オール・カントリー」を購入する手順は、以下の動画にまとめています。
まとめ:着実に進化した「auカブコム証券」
かつては「ガラケーサイトかよ…」と思ったauカブコム証券のサービス。着実な改善・アップデートによりauカブコム証券は「使いやすく」「ポイントでお得」に進化していました。
メインの証券会社としてはもちろん、他の証券会社をお使いの方が「サブ証券会社」として利用するにも良いかと思いました。ぜひ、公式サイトでも詳しい情報を確認してみてください。